野島伸司「世紀末の詩」


テーマ「本当の愛は存在するのか」


 「ドラマを書く時は、ティーンの男の子に、まず見せなくちゃいけないと考えている。世紀末的な社会不安の中で、虚無感や、そこから来る暴力的な行為から、彼らを救うものとして、恥ずかしながら大上段に構えて『愛』を書きつづっていこうと思った。人間の本質の中に愛があるのか、という僕自身の疑問もある。竹野内君が愛を信じ、山崎さんがシニカルにそれを否定する。二人は僕を半分に割ったような存在。男二人が本当の愛を探しにいこうよ、という旅の物語になる。生物学、遺伝学など、様々なロジックで愛を否定していき、どうにも否定できずに残ったものを愛と呼ぼうと思っている」〜野島伸司さんの雑誌インタビュー記事より抜粋〜

世紀末の詩 第1話より


世の中には偽物が多すぎる。耐えきれなくて手放すのは愛じゃない。
終わらないのが愛だって。変わらないのが愛だって。
思い出にできないのが愛だって。
100万回恋しても、決してたどり着けない…

果たして結末は... 

ビデオ借りて下さいw

そういえば受験終わってから読んだ「恋愛論」も愛に否定的だったね。


恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡び、さめるもの
ということを知っている大人の心は不幸なものだ。〜坂口安吾の「恋愛論」より〜


恋愛の価値観は人それぞれでいいと思うけど、本当の愛を実感できるって奇跡的なことなのかもね。

一時的ではなくて永遠にって意味ね・・